3/2(火)新しい展示が始まりました。

お待たせいたしました!
2月の冬季休館が終わり、やっとまたみなさまにお会いできること、本当に嬉しく思います。
3月2日から、ふたつの展覧会を開催中です。

■「ちひろと金子みすゞ」展

画家いわさきちひろと詩人金子みすゞ、
この二人の女性作家の感性がとても近いことに、改めて驚きを感じます。
ちひろの絵が好きな方なら、きっと、みすゞの詩を深く理解してくださることでしょう。
ところで、「みすゞ」という名はペンネームだということ、ご存知でしたか?
本名は金子テル。信濃の国の枕詞、「みすず刈る」という語の美しい響きに惹かれてつけたとか。
幼い頃から信州に親しんだちひろとの不思議な縁も感じられます。
カフェでは展示に合わせ、信州銘菓「みすず飴」のメニューも。

■「ポーランドの絵本画家たち」展

絵本大国ポーランドの9人の絵本画家たちの作品が一堂に会するこの展示、
普段なかなか見ることができないポーランド絵本約100点の展示も含み、見所いっぱいです。
展覧会に合わせて図録も制作。
邦訳本も出版している女性画家ガウダシンスカへのインタビューも収録しています。
会期中には、ロングセラー絵本『しずくのぼうけん』の画家として知られる
ボフダン・ブテンコ氏も来日し、ギャラリートークやワークショップを開催します。
ぜひお見逃しなく! (M・H)