9/28(土)「えほんのじかん」のテーマは「月」

9月の2度目の「えほんのじかん」では「月」の絵本を読みました。
現在開催中の「長新太展」にちなんで、
“長新太の絵本に登場するものからシリーズ”の第三弾で「月」にしてみました。
秋晴れの土曜日、朝から白い月が青空にうかんでいます。
先日の美しい中秋の名月をご記憶の方も多いでしょう。
小さいお子さんたちも熱心に絵本に見入っていました。

ちひろの絵本は『となりにきたこ』を読みました。
ちひろも幼い頃、隣家の男の子と垣根越しに遊んでいたそうです。その男の子の家で見た絵雑誌『コドモノクニ』との出会いを、ちひろは次のように記しています。

「…その本は今まで私が家で見ていた本とはまるで違っていた。美しい月見草が夕やみのなかにゆれてにおっているようであった。また大きな三日月が陰の部分をあかくまるく残して、絵本いっぱいにひろがっていた。五色の葉っぱのついた本、虹の橋をこどもたちが ラッパを吹きながら渡っている。見ることや考えることがたくさんあって、夢のようないい気持ちになった。…岡本帰一の絵が好きになり、武井武雄、初山滋の絵の夢にあこがれた。」 (いわさきちひろ 1968年)


いわさきちひろ「十五夜の月」1965年

日暮れが早く、月の輝く時間が長くなる季節・・・絵本のなかの「月」も楽しんでみませんか。(M.T.)

■9/28えほんのじかんブックリスト月の絵本

※次回10/12(土)のテーマは、“長新太の絵本に登場するものからシリーズ”の第四弾です!お楽しみに!