ちひろ美術館スタッフ「お気に入りの作品」⑲

ちひろ美術館(東京・安曇野)から、おうちでも美術館を楽しんでいただける情報を発信しています。
約9,500点あるいわさきちひろの作品のなかから、ちひろ美術館のスタッフが、ひとりひとり「お気に入りの作品」を1点選び、作品への想いをリレー形式で語ります。

【ちひろ美術館スタッフ「お気に入りの作品」⑲】

いわさきちひろ バラと少女 1966年

大輪のバラの花びらの手ざわりや香りまでが感じられるようです。バラの花にあるはずのトゲや葉っぱは? ボタニカルアートのように正確に描いているわけではないのですが、ちひろが描くバラの花のリアルな質感と存在感は、ただ花を見ているだけではなく、日々手入れをするなかで花びらに触れて、実感していたから描けたもの。バラの花と重なるように登場した少女の仕草、指先の表情に現れているおしゃまな感じが、なんとも微笑ましくて。(U.T.

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次回で、ちひろ美術館スタッフ「お気に入りの作品」は最終回。
トリを飾るのは、安曇野ちひろ美術館でミュージアムショップを担当しているM.M.さんの選ぶ作品です。

次回は、安曇野ちひろ美術館ブログよりお届けします。