春の展覧会紹介⑦ あそびの発達 その4

展覧会「あ・そ・ぼ」では、ちひろの絵からあそびの発達過程を紹介します。

いわさきちひろ かけっこ 1970年

子どもは、同じ年齢くらいのほかの子どもとあそべるようになると、かけっこやかくれんぼ、ボール遊びなど、ルールに基づくあそびをします。こういったあそびは、大人になってからのルールを守ることや道徳的な理解の基盤になると考えられています。

これまで紹介した発達段階にある子どもの姿は、育児書のカットのほか、絵本や題材の制約が少ない雑誌の表紙などにも描かれています。