絵巻「俵藤太物語」 江戸初期

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【中止】ちひろ美術館コレクション 日本の絵本の歩み―絵巻から絵本へ

日本の絵入り本の歴史は、8世紀からの伝統形式である絵巻物にまでさかのぼることができます。17世紀には子どもを読者とした赤本も出版されましたが、近代的な児童観に基づく子どものための絵本の出版が始まったのは20世紀に入ってからのことでした。現代では日々新しい絵本が出版され、絵本の表現やテーマも大きな広がりを見せています。本展では、ちひろ美術館のコレクションをもとに、”子どもの本の歩み”と“物語る絵の歩み”のふたつの視点から、日本の絵本の歩みを紹介します。

※本展は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休館にともない、中止となりました。