いわさきちひろ 踊るふたり『ふたりのぶとうかい』(講談社)より 1968年

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ちひろが描いた映画と音楽

映画や音楽に若いころから親しんでいたいわさきちひろ。戦後上京してからは、東洋キネマへ通ってフレッド・アステアの映画を見ては、毎日のようにレコードを聞いていました。ちひろの感性を豊かに育み、ときに心の支えになっていた映画と音楽は、後の絵本制作にも生かされています。本展ではウェーバーのピアノ曲をイメージしてつくられた絵本『ふたりのぶとうかい』や、同名のフランス映画を絵本化した『あかいふうせん』などを展示し、映画と音楽に焦点をあて、ちひろの絵本をひもときます。