ちひろ美術館スタッフ「お気に入りの作品」⑰

ちひろ美術館(東京・安曇野)から、おうちでも美術館を楽しんでいただける情報を発信しています。
約9,500点あるいわさきちひろの作品のなかから、ちひろ美術館のスタッフが、ひとりひとり「お気に入りの作品」を1点選び、作品への想いをリレー形式で語ります。

【ちひろ美術館スタッフ「お気に入りの作品」⑰】

いわさきちひろ 帽子の少女 1970年

どこで見たのか忘れてしまいましたが、美術館で働く以前の私にとって、最も印象深いちひろの絵がこの絵でした。強い日差しの下、遠くを見つめる少しうつろな目が怖く、子どもをこんな風に描くことに驚きました。あらためてこの絵をじっくり見てみると、少女がうっすら微笑んでいるように見え、記憶より優しい印象に変わっている気がします。これから年を重ねて、見え方がどう変わっていくのか楽しみです。(T.K.

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次回は、ちひろ美術館・東京で財団事務を担当しているM.M.さん。絵本『ぽちのきたうみ』の習作で、夏に向かっていく今の季節にぴったりの作品です。どうぞお楽しみに。

次回は、ちひろ美術館・東京ブログよりお届けします。