トットちゃんの電車がやってくる!お泊り会①
2016年夏、美術館の周囲に広がる安曇野ちひろ公園が拡充され、そのなかに「トットちゃんの広場」がオープンすることになりました。
トットちゃんこと黒柳徹子(当館館長)が通ったトモエ学園では電車が教室として使用されていました。「トットちゃんの広場」では、電車の教室を再現することが決定しています。
電車が公園へ移設される10月12日(日)の早朝、トモエ学園さながら、みんなでお泊りをして、夜中に移動してくる電車を迎えるイベントを開催しました。今日はその様子をご報告します。
参加者のみなさんには、夕方に美術館に集まっていただき、まずはトットちゃんの物語をみんなで楽しみました。公園を整備してくださる松川村総務課の梨子田さんからは、どんな公園ができるのかをお話しいただきました。
長野市にある旧信濃川田駅で保管されていた電車。約40kmもの距離を、線路もないなか電車はどのようにやってくるのでしょう?今回、電車を無償で譲ってくださることになった長野電鉄の笠原社長と車輌部の黒岩さんから、どんな電車が、どうやってやってくるのかをお聞きしました。
ちなみに、長野電鉄さんからいただく電車は2輌。大正15年製のデハニ201と昭和2年製のモハ604という車輌です。マルーン色(栗色)に塗られたとってもレトロな電車。実際に黒柳徹子も下見をして、一目で気に入ったものです。
さてイベントは21:00、そろそろ電車が長野市を出発する頃です。就寝の前には、みんなで電車の出発式。5、4、3、2、1…!さあ、電車は翌早朝5:00頃にやってくる予定です。みんな起きれるかな?
(A.I.)
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