没後40年「ちひろの愛した アンデルセンと宮沢賢治」が始まりました

5/16(金)より、「ちひろの愛した アンデルセンと宮沢賢治」展が始まりました。

展示室1では、ちひろが描いたアンデルセンの作品を、
年代を追って展示しています。
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人魚の少女の悲恋の童話「人魚姫」。
「人魚姫」を描いた3作品を比べると、
年代ごとのちひろの作風と、
徐々に深まっていく童話への解釈を見ることができます。
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こんなにいろいろな書籍に、
「マッチ売りの少女」の絵を描いていました。
少女の向き、服装……、同じ場面でも、全て少しずつ違います。
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展示室2では、「ちひろと宮沢賢治」をテーマに作品と資料を展示。
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ちひろの若き日の日記「草穂」から、
終戦直後の賢治への共感を読み解いています。
この「草穂」という日記名も、賢治の詩が由来でした。
賢治の詩の原稿(複製)などもご覧いただけます。
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ちひろが生涯で唯一手がけた賢治童話の絵本『花の童話集』。
賢治が愛した岩手の自然を、ちひろは、長野県黒姫の自然のなかに見出し、
鉛筆と墨のモノトーンで描き出しました。
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この展示は、7/22まで開催しています。
ぜひ、新緑まぶしい初夏の安曇野へお越しください。

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(E.S)