夏の展覧会「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ みんな なかまよ」(6/8~9/1)ご紹介

ちひろから、いまのこどもと、かつてのこどもだったみなさまへ——

2024年は、いわさきちひろの没後50年。半世紀のときを超えて、ちひろの絵は私たちになにを語りかけてくるのでしょうか?

東京と安曇野、ふたつのちひろ美術館で開催する「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ」では、1年をとおして「あそび」「自然」「平和」の3つのテーマから、現代科学の視点も交えて、ちひろの絵を読み解きます。
子どもも大人も、見るだけでなく参加したくなる、今までにないちひろの展覧会となります。

安曇野ちひろ美術館では、6/8(土)から「平和」をテーマにした展覧会「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ みんな なかまよ」を開催します(6/8~9/1)。

みんなで かんがえる みんなの へいわ――
「“みんな仲間よ”私は自分の心にいいきかせて、なつかしい、やさしい、人の心のふる里をさがします。絵本の中にそれがちゃんとしまってあるのです」
いわさきちひろは、絵本づくりに重ねてこんなことばを残しています。
彼女の絵本には平和をつくるための秘密がかくされているのかもしれません。
ちひろの絵やことばを通して、ひとりひとりが平和を見つめれば、
たくさんの考えがうかんでくるでしょう。
本展では、ちひろの絵を起点として、子どもから大人まであらゆる人が、ひとりひとりの個性を尊重し、ともに平和を築いていくための手がかりをさがします。

グラフィックデザイン:岡崎智弘
展覧会ディレクター:近森基+小原藍(plaplax)
企画協力:塩瀬隆之(京都大学准教授/システム工学、インクルーシブデザイン)

◆開催中の展覧会
いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ あ・そ・ぼ