黒柳徹子といわさきちひろ

42年ぶりのトットちゃんのその後の物語『続 窓ぎわのトットちゃん』。
みなさま、もうお読みになりましたか?

戦後最大のベストセラー『窓ぎわのトットちゃん』、そして先日刊行されたばかりの『続 窓ぎわのトットちゃん』は、どちらもいわさきちひろの作品が表紙を飾っています。
トモエ学園の話を書くなら、いつも子どものしあわせを願っていたちひろの絵を使いたいと考えていた黒柳徹子。ちひろの生前にふたりが会うことはありませんでしたが、2冊のトットちゃんの物語には、9,600点以上残されているちひろの作品のなかから、物語にあうよう黒柳が自ら選んだ絵が添えられています。

いわさきちひろ こげ茶色の帽子の少女 1970年代前半

いわさきちひろ たてひざの少年 1970年

『続 窓ぎわのトットちゃん』の刊行にあわせて、ちひろ美術館(東京・安曇野)では特設コーナーをご用意しています。館長でもある黒柳徹子といわさきちひろの交流を動画でご紹介しているほか、『窓ぎわのトットちゃん』関連の書籍をお読みいただけます。
ちひろの作品とともに、物語の世界を味わってみてください。