インド ジャイプールでの展覧会
安曇野ちひろ美術館は、5月11日~13日まで、展示替えで臨時休館をいただいています。
5月14日からは、「ちひろのスケッチ紀行」「<企画展>あべ弘士の動物王国展」「ちひろ美術館コレクション ふしぎな動物たち」を開催いたします。どうぞお楽しみに!
さて、夏に向けて気温がぐんぐんと上がり、
日中には40℃に届きそうだというインドでの展覧会のご紹介です。
昨年12月1日~1月15日に、国際交流基金ニューデリー日本文化センターで行なわれた『いわさきちひろと日本の絵本展』。
黒柳徹子(ちひろ美術館・館長)の著書『窓ぎわのトットちゃん』の挿絵として使われている いわさきちひろの作品や、赤羽末吉、瀬川康男、長新太、茂田井武などの作品紹介、絵巻物、赤本、青本、「コドモノクニ」などを通して、日本の絵本文化のあゆみを紹介しました。
昨年の活動の様子はこちら
その第2弾として、4月26日~5月14日に、ジャイプールのJawahar Kala Kendraで開催されます!
アジア各国でも愛され読み継がれている『窓ぎわのトットちゃん』。
日本から遠く離れたインドでも、1996年にNational Book Trustにより、ヒンディー語で出版されて以来、当地12言語にて出版され、幅広い方に親しまれています。
インドで出版されているものの表紙は、日本でおなじみの「こげ茶色の帽子の少女」のものから、別の作品まで、表紙の作品の選び方に違いがあり、興味深いです。
この展覧会で、長年日本で愛されてきた作品のすばらしさと、画家たち共通の願いである「世界中の子どもたちに平和を」という願いが、インドでも広く伝わることを願っています。
お近くにお住いの方がいらっしゃいましたら、ぜひお立ち寄りください。 (E.T)
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