ちひろ美術館スタッフ「お気に入りの作品」⑬

臨時休館中のちひろ美術館(東京・安曇野)から、おうちで美術館を楽しんでいただける情報を発信しています。
約9,500点あるいわさきちひろの作品のなかから、ちひろ美術館のスタッフが、ひとりひとり「お気に入りの作品」を1点選び、作品への想いをリレー形式で語ります。

【ちひろ美術館スタッフ「お気に入りの作品」⑬】

いわさきちひろ 見つめ合うライオンと女の子 1971年

2018年、ちひろ美術館で働き始めた私が、最初にいただいたお給料で買ったものが、この絵のマグカップでした。祖父母へのプレゼントだったのですが、「使うのがもったいない」と、今も食器棚に飾られています。『ナルニア国物語』に登場するアスランのような、やさしい表情のライオンを目にするたび、物語が私のなかでどんどん広がっていくように感じます。(H.M.)

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次回は、安曇野ちひろ美術館で普及を担当しているY.Fさんの「お気に入りの作品」。
ちひろが松川村の実家に帰省した際に描いた、後立山連峰のスケッチです。

次回も、安曇野ちひろ美術館ブログよりお届けします。