![](https://chihiro.jp/wp-content/uploads/2023/01/424d4ec38b5eddc817f6af4f6635e467-723x400.jpg)
ちひろの猫たち
本日2月22日は「にゃんにゃんにゃん」、猫の鳴き声のような日付ですね。
こちらの作品「うちのにゃあにゃ」は、ひとみの色が左右で異なっています。「オッドアイ」と呼ばれるこれらの猫は、希少なため幸せを呼ぶとされています。ちひろはこのことを知り描いていたのかもしれません。
![いわさきちひろ 「うちのにゃあにゃ」(部分) 『あかちゃんのうた』(童心社)より 1971年](https://chihiro.jp/wp-content/uploads/2023/01/20749301d095414a5ae5223a1ae576c7-203x300.jpg)
いわさきちひろ 「うちのにゃあにゃ」(部分)
『あかちゃんのうた』(童心社)より 1971年
ちひろは、子どものころから結婚するまで絶えず猫を飼っていました。名前は、八千代、おさき、リリー、タンポポ、バモ、オバーモ。ちひろの作品には、よく見ると猫がさりげなく描かれているものが数多くあり、それぞれ個性豊かに描きわけられていることがわかります。猫とともに暮らしたちひろの、あたたかな視線まで感じられるようです。(K.R.)
*ちひろ美術館・東京は、2023年1月16日(月)~3月17日(金)まで、館内整備のため冬期休館中です。
◆次回展のご案内 2023年3月18日(土)~6月18日(日)
ちひろ 光の彩(いろどり)
没後50年 初山滋展 見果てぬ夢
SNS Menu