ちひろのアトリエをリニューアルしました。

ちひろ没後40年に合わせて、ちひろのアトリエのコーナーに3つの映像展示を導入しました。

1.ちひろのアトリエ
ちひろ美術館には、1969年の「ひざをかかえる少年」を描いたときのちひろの連続写真が残っています。アトリエでのちひろの様子と、ちひろの制作過程を知るうえでも貴重な資料です。
ちひろのアトリエの壁面に、この連続写真6点を自動切替のデジタル・フォト・フレームで展示しています。

2.ちひろに関する証言
内藤多美子(ちひろの従妹)、三輪寛子(丸木位里・俊のアトリエのデッサン会の仲間)、松本善明(ちひろの夫)、松本猛(ちひろの息子)、武市八十雄(至光社編集者)、渡辺泰子(童心社編集者)、田島征三(絵本画家)、黒柳徹子(女優、ユニセフ親善大使、ちひろ美術館館長)の8人のゆかりの人物の証言映像をご覧になれます。
タッチパネルで映像を選び、ヘッドフォンをつけてご鑑賞ください。
証言は今後も増やしていく予定です。どうぞお楽しみに。

3.ちひろのファッション
手づくりのワンピースやお気に入りの洋装店で仕立てた洋服など、おしゃれが好きだったちひろの写真30枚を自動切替のデジタル・フォト・フレームで展示しています。

ちひろ美術館・東京は、ちひろが暮らしていた自宅跡にあります。
作品とともに、ぜひ作品の背景を画像でお楽しみください。

(H.M.)