雑誌「赤い鳥」創刊日

こちらは、いわさきちひろが北原白秋の童謡「あめ」のために描いた作品です。

いわさきちひろ 「あめ」 1960年頃

「あめが ふります/あめが ふる/あそびに いきたし/かさは なし……」と始まるこの詞を、白秋が発表したのは、雑誌「赤い鳥」でした。

今から105年前の1918年7月1日、鈴木三重吉によって創刊された「赤い鳥」は、日本の近代児童文学と児童音楽に大きな影響を与えた雑誌です。子どもたちに芸術性の高い文化を手渡したいという思いがこめられ、その後「赤い鳥運動」と呼ばれる潮流は、子どものための童話や童謡の専門誌の相次ぐ登場につながっていきます。
いわさきちひろが誕生したのは、まさに雑誌「赤い鳥」創刊と同年の12月のことでした。