「世界難民の日」

毎年620日は、国連によって、世界難民の日と定められています。世界にも日本にも、今も紛争や迫害から逃れることを余儀なくされた人々が暮らしています。そのなかには、子どもたちも含まれています。もし自分が難民という立場であったら、と想像すると、その恐怖や不安は非常に大きいことがわかります。

『戦火のなかの子どもたち』は、難民を描いた絵本ではありませんが、いわさきちひろが東京の仕事場から、ベトナム戦争下の子どもたちのことを案じて描いた1冊です。

 

いわさきちひろ ものかげからのぞく少女 『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)より1973