2013年カレンダー発売中!

最近、季節が駆け足で進んでいるように感じます。
東京でも落葉樹が色づきはじめ、秋の深まりを実感しています。

街のあちこちで来年の手帳やカレンダーが目にとまるようになってくるこの時期、
美術館でも、カレンダーのご購入の方が増えてきています。

定番の大判カレンダーは、1976年に誕生した歴史のあるカレンダーです。
毎年、春先に翌年のカレンダーのための会議が開かれていますが、
実際に絵柄はどのように決めているのでしょう?
カレンダーの担当のUさんに、2013年版の特徴を聞いてみました。

*****

2013年カレンダーの表紙の「母の日」は、2012年春の「わたしのちひろ展」(※)で、
根強い人気の「赤い毛糸帽の女の子」を抜いて、リクエスト第一位となった作品です。
※東京館、安曇野館の開館35/15周年記念として開催した展覧会。

この「母の日」の表紙を主軸にし、ちひろの絵の代表作で構成しています。
またカレンダー扉では、いわさきちひろの人生を読み物としてしっかり紹介しています。
初のドキュメンタリー映画公開など、いわさきちひろが注目を浴びている今年、
カレンダーを初めて手に取る方々にも、ちひろの絵や人生が
しっかり伝わるように心がけました。

*****
大判カレンダーは、絵としての見ごたえがあるだけでなく、2ヵ月ごとの絵の下には、
ちひろの思いを受け継ぐ、子どもたちの幸せや平和を考えるメッセージを載せています。ぜひ皆さんもお手にとってご覧くださいね。
また読み物として注目の扉には、昨年同様お得な特典もついていますのでお見逃しなく。

ちひろカレンダーは、製造元のいわさきちひろ作品普及会にて、
全国への通信販売を行っています。
美術館にいらっしゃる機会のない方は、是非ご利用ください。
(送付先1箇所につきカレンダー5部以上ご購入の場合は、送料は普及会負担となります)

なお、ちひろ美術館のミュージアムショップのご利用には、美術館への入館が必要です。どうぞご了承ください。 (ショップ担当:T)