ちひろの水彩技法体験ワークショップ「にじみの缶バッジ」(高校生インターンシップ)

ちひろ美術館・東京では、2017年7/21(金)~7/23(日)に、
「ちひろの水彩技法体験 にじみの缶バッジづくり」を開催しています。
ちひろの水彩技法のひとつ「にじみ」を体験し、
好きな部分を探して缶バッジをつくるワークショップです。

この3日間は、インターンシップの高校生5名が、教育普及活動業務を体験しています。
技法の解説をはじめ、絵を乾かし、缶バッジに仕上げるところまで、
すべての手順を高校生も担当しています。
  
 
にじみの体験テーブルでも、にじみの好きな部分を探すときも、
高校生たちは、それぞれ自分なりに工夫しながら、お客様に接していました。

業務のふりかえりの会では、
高校生から
「昨日より全体の様子が見られるようになった」
「にじみの説明をするとき、最初は緊張したけれど、
2回目、3回目と回を重ねるごとに、慣れて説明しやすくなった」
「今日の私の説明で改善するところがあれば教えてください」
などの声が聞かれました。

ちひろの絵をよく見てみると、さまざまな色が紙の上でにじみあっているのが分かります。
その「にじみ」の技法を体験してみると、ちひろの絵がより身近に鑑賞できます。

「ちひろのような絵」は一朝一夕には描けないのですが、
「にじみ」の1か所であれば、ちひろのにじみのようなところが見つかります。

今回のワークショップは明日までです。
5歳以上のお子さんから大人までご参加が可能です。
夏休みの自由研究の題材としても、ぜひ体験してみてくださいね。

日時 2017年7月21日(金)~7月23日(日)
受付時間10:00~15:00
定員 80名(当日先着順)
参加費 無料(入館料のみ)
※平成29年度文化庁地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業

(T.K.)