おいしそうな絵本
『パパ・カレー』
武田美穂・作
出版社:ぽるぷ出版
出版年:2011年
「きょうのカレーはパパがつくる」と大きな、ちょっとごつい手が登場。牛肉ごろんごろん、
たまねぎさくさく、パパ・カレーは豪快です。
おいしそう~、どんなパパが作ってるのかな?どんな味かな?
バナナはどうするんだろう?と想像がふくらみます。武田美穂のリズミカルで軽快なことばと、画面いっぱい大胆に描かれた絵が、パパ・カレーにぴったり。今日の夕ご飯は、カレー!と思ってしまうようなおいしさいっぱいの絵本です。
『ものすごくおおきなプリンのうえで』
二宮由紀子・文 中新井純子・絵
出版社:教育画劇
出版年:2010年
表紙には、クリームや果物たっぷりのものすごくおおきなプリン。こんなおおきなプリンの上で、みんなでなわとびをしたらどうなると思いますか?それとも、バターとメイプルシロップたっぷりのホットケーキやイチゴが何段もはさまったショートケーキの上だったら……?なわとびをするのに、一番安心な場所は一体どこでしょう。画面いっぱいに次々登場するパステルカラーの甘―いお菓子に、「ああ、こんなところでなわとびができたら」と甘いもの好きにはたまりません。
『きょうはソンミのうちでキムチをつけるひ!』
チェ・インソン・文 パン・ジョンファ・絵 ピョン・キジャ・訳
出版社:セーラー出版
出版年:2005年
ソンミのうちでキムチを漬ける日、裏庭に住むねずみたちも、まねをしながら、一緒にキムチを漬けます。にんにく、もち米、せり、からしな、とうがらし、砂糖にエビやカキまで、キムチの深い味わいの秘密は、この様々な材料にあるのですね。ソンミのうちにも、ねずみのうちにも、キムチのおいしいにおいが立ちはじめます。最後に、手伝いに来てくれたご近所さんたちと真っ白な白菜にキムチの具とゆでぶたをのせ、くるっとまいてパクッ。伝統的な韓国のキムチ作りをパン・ジョンファは、明るい色彩とユーモアあふれる登場人物で楽しく描いています。
- 『チョコレートパン』 長新太・作/絵 福音館書店 2000年
- 『くだもの』 平山和子・作 福音館書店 1979年
- 『あいうえおにぎり』 ねじめ正一・作 いとうひろし・絵 偕成社 2010年
- 『ケーキがやけたら、ね』 へレン・オクセンバリー・作/絵 評論社 1995年
- 『おかしのくに』 マブリナ・文/絵 みやかわやすえ・訳 福音館書店 1971年
- 『いぬのマーサとスープのひみつ』 スーザン・メドー・作/絵 ひがしはるみ・訳 フレーベル館 1997年
- 『ベーコン わすれちゃ だめよ!』 パット・ハッチンス・作 わたなべしげお・訳 偕成社 1977年
- 『きょうのおべんとうなんだろな』 きしだえりこ・作 やまわきゆりこ・絵 福音館書店 1991年
- 『おさるのジョージチョコレートこうじょうへいく』 M&H.A.レイ・原作 福本友美子・訳 岩波書店 1999年
- 『しょうたとなっとう』 星川ひろ子・星川治雄・写真/文 小泉武夫・原案・監修 ポプラ社 2003年
- 『はらぺこあおむし』 エリック・カール・作 もりひさし・訳 偕成社 1976年
- 『ジャムつきパンとフランシス』 ラッセル・ホーバン・作 リリアン・ホーバン・絵 まつおかきょうこ・訳 好学社 1972年
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