クヴィエタ・パツォウスカーさんについて①

安曇野ちひろ公園に佇む石のオブジェ、子どもたちが水遊びに夢中になるタイル絵の池…

これらをデザインしたのは、チェコ出身の画家、クヴィエタ・パツォウスカーさん。1990年にいわさきちひろ絵本美術館(現・ちひろ美術館・東京)ではじめてパツォウスカーさんを日本で紹介する展覧会を開催して以来、30年にわたって交流を続けてきました。

2023年2月6日、パツォウスカーさんが94歳で亡くなりました。謹んでご冥福をお祈り申し上げるとともに、自由な発想から生み出された数々の作品で、わたしたちを楽しませてくださったことに、心より感謝と尊敬の意を表します。

本日から、毎週水曜の休館日に、数回に分けて、パツォウスカーさんの人生や、当館で所蔵する作品についてご紹介します。

 

クヴィエタ・パツォウスカー 猫 1979-1985年