「ちひろ美術館コレクション 世界に生きる動物たち」見どころ紹介①
世界の画家たちは、どのように動物を描いているでしょうか?
本展では、ちひろ美術館コレクションのなかから、14名の作家による世界各地の森や島々に生息する動物が描かれた作品(約30点)を紹介します。
ポーランドの画家 ヤヌシ・グラビャンスキは、若いころから動物の観察とスケッチを繰り返すなかで、動物の瞬間の動きや表情を巧みにとらえるデッサン力を養いました。
『カヤのための詩』では、東洋の水墨画にも通じる勢いのある筆さばきで猫を描いています。
実はいわさきちひろも彼の動物画を好み、絵本の原書『世界動物童話集』を大切に持っていました。
ヤギやキツネ、ネコ、リス、ハリネズミ、オットセイ、ライオンなど……。
絵のなかにはさまざまな動物が登場し、まるで動物園のよう。
同じ動物でも、生息地域や画家による描き方の違いにそれぞれの個性を感じます。

ヤヌシ・グラビャンスキ 『カヤのための詩』より 1969年
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