イラクで被災地支援の演奏会をおこなった姉妹

戦争の影響によってがんや白血病などにかかるイラクの人々が、
医療を受けられ命が助かることを目指して活動する日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET/代表・鎌田實さん)の招きで来日され、
日本各地で演奏や交流活動を行っているスハットさん(20歳)とハディールさん(17歳)姉妹が、安曇野ちひろ美術館を訪ねてくださいました。

おふたりは、10年前にJIM-NETのワークショップで音楽と出会い、
困難な状況の中でその後も音楽をつづけ、2011年の東日本大震災ではバクダッドで被災地支援のための演奏を行ったそうです。
今のイラクの国歌は、その自然や営みの美しさを歌ったもの。
さまざまな国々の人たちが互いを認め合い理解しあって、平和な世界を作っていくことができればと話されました。

(Y.T)