6/5(土)連続講座「赤羽末吉・絵本づくりの舞台裏」第1回

「赤羽末吉展」では、赤羽さんの絵本づくりをみていただこうと
かなり欲張って制作過程の資料を展示しています。
でも、まだまだ紹介しきれない資料がたくさんあって……
それを紹介しようと企画したのがこの連続講座です。

第1回目は、雪国の絵本『かさじそう』と『つるにょうぼう』の舞台裏。
みなさんマスク姿で、身を乗り出してご覧になっているのは、
デビュー作『かさじぞう』の構想を描いた手帳です。
この絵本を描いた頃は、まだサラリーマンをされていて、
通勤電車のなかで構想を練っていらしたといいます。

今回の目玉は、スペシャルゲスト・赤羽研三さんの
『かさじぞう』についてのお話!
父親である末吉さんに、絵本の感想を伝えたときのエピソードも
披露してくださいました。

他にも、絵本のダミーや、和紙の使い方の見本帳などを、
じっくり絵本と比較してみているうちに、
予定の1時間は、あっという間に過ぎてしまいました。

次回は、『スーホの白い馬』の舞台裏です。お楽しみに!
……といいたいところなのですが、この講座、少人数の定員だったため、
受付開始後早々に定員に達してしまい、現在はキャンセル待ちでの受付です。
申し訳ございません。
今後も、さまざまな形で、赤羽末吉さんの絵本にかける情熱をお伝えしていきます。(F.U.)