ちひろの庭にスミレが咲きました

いわさきちひろは、たくさんの植物を愛し、育てていました。春になり草木が芽吹いてくると、庭のことが気になり、仕事を中断して庭仕事に精を出すこともありました。

近所の空き地で気になったスミレを見つけると、移植ごてを持って行き、庭に植えるなど、こだわりの植物をめでて楽しんでいました。実際、ちひろの自宅の春の庭には、およそ40種類もの花が咲きそろっていたそうです。

今、ちひろ美術館・東京の「ちひろの庭」には、ちひろが愛していた花々が植えられ、スミレが見ごろを迎えています。

開催中の展覧会「ちひろ・子どもは未来」でも、ちひろが描き続けたテーマのひとつ「花」を、作品を通してお楽しみいただけます。

◆ちひろ・子どもは未来
https://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/11308/

◆ご来館の際には、下記のページをご確認くださいますようお願いいたします。
https://chihiro.jp/tokyo/news/44263/

(K.R.)

いわさきちひろ チューリップと猫と少女 1960年代半ば