いわさきちひろ 緑の風のなかで 1973年
―よみがえるセンス
いわさきちひろは、おしゃれ心を大切にした女性でした。ファッションブランドspoken words project (スポークン ワーズ プロジェクト)が、ちひろのセンスに着目し、その絵や人物のイメージから、新たな作品としての生地や服をつくります。巧みな線や水彩の技術、強くしなやかな女性としての生き方――。いわさきちひろの世界観が、現代のファッションとしてよみがえります。
展覧会の見どころ
ちひろのセンス
手作りしたパフスリーブのワンピース、シックなオーダーメードのスーツ……ちひろの服には、一時の流行に惑わされない独特のモダンさと、さりげない上品さがあります。水彩画やスケッチとともに、愛用の服も展示し、その絵と服からちひろのセンスを探ります。
水彩の技と、染色の技
ちひろの水彩画の色彩がみずみずしいのは「やめどき」が絶妙だからだと、飛田正浩はいいます。色がにじんで混ざり合うのをどこで止めるかは、布を染めるテキスタイルの表現にも通じます。ちひろの水彩画からインスピレーションを受け、spoken words projectが新たなテキスタイルを生み出します。
現代版ちひろファッション
かわいいだけでない、強さを秘めた「いい女」。spoken words projectがとらえたいわさきちひろの姿を、ファッションで表現します。あなたも現代版のちひろの服を着てみませんか?
着るをたのしむ spoken words project » 生誕100年特設サイトを見る
美術館だより
※展覧会の解説などを掲載した「美術館だより」は上記リンクからご覧いただけます。
プレスリリース
spoken words project アトリエでの制作風景 2018年
展示関連映像
spoken words project 飛田正浩 からのメッセージ
※ 「いわさきちひろ生誕100年」記者発表時(2017年11月1日)の映像です。
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