展示紹介「ちひろ・花に映るもの」

現在、ちひろ美術館・東京の展示室34では、「ちひろ・花に映るもの」を開催中です。https://chihiro.jp/tokyo/exhibitions/01545/

花が大好きだったちひろは、自宅の庭やアトリエで、四季折々の花を育てていました。チューリップ、バラ、ひなげし、ききょう、シクラメン……、花と語らい、花を慈しむ時間は、ちひろは創作の源泉となり、ちひろはたくさんの花々を作品に描きました。

本展では、ちひろの感性や平和への思いが感じられる花の作品約50点を紹介しています。

チューリップのなかの男の子 1966年

夏の草むら 1973年

 

自宅の庭で 妹・世(よ)史子(しこ)(左)たちと 1960年代後半

現在の「ちひろの庭」

暑い日々が続きますが、色とりどりの花も咲くこの季節に、「花と子どもの画家」といわれたちひろの花の作品をお楽しみください。(E.S.)