「ちひろ美術館セレクション 2010→2021 日本の絵本展」出展絵本のご紹介③

『しりとり』

安野光雅・作　福音館書店　2021年刊

さる、きびだんご、くま、しるこ……。一見、脈絡のないさまざまなものが描かれています。ここから好きな絵を選び、次の場面で、しりとりができる絵を選びます。最後のページは「ん」でおしまいに。50年以上にわたり豊かな発想で数多くの絵本を手がけてきた安野ならではの、美しい絵で繰り返し楽しめるしりとり絵本です。

ちひろ美術館・東京にて開催中の「ちひろ美術館セレクション 2010→2021 日本の絵本展」。2010年代以後を象徴する日本の絵本30冊が一堂に会する本展にあわせて、出展絵本を会期中毎週ご紹介していきます（作家五十音順）。展覧会とあわせて、お楽しみください。

◆2023年10月7日（土）～2024年1月14日（日）
ちひろ美術館セレクション 2010→2021 日本の絵本展
いわさきちひろ　やさしさと美しさと