ちひろの鉛筆の使い方

臨時休館中のちひろ美術館・東京から、おうちで美術館を楽しんでいただける情報を発信していきます。学校がお休みで、外出もできない期間に、美術の世界に少し触れてみませんか。

【ちひろの鉛筆の使い方】

鉛筆の線に注目してみましょう。

いわさきちひろ チューリップのある少女像 1972年

少女の顔は、細いていねいな線、髪の毛は、勢いのある太い線でかかれています。顔の輪郭(りんかく)線も、実はよく見ると、額のあたりと、あごや首の近くでは、微妙に太さが違います。

自宅にある普通の鉛筆で実験できますので、鉛筆の持ち方や力の入れ方などを工夫して、さまざまな線に挑戦してくださいね。

ちひろの絵のかき方について、もう少し詳しく知りたい方は、こちらも見てみてくださいね。
◆ちひろの技法について

増築したアトリエにて 1963年・夏

(T.K.)

※ちひろ美術館・東京は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年3月4日(水)から3月15日(日)まで臨時休館中です。