白を描く方法

臨時休館中のちひろ美術館・東京から、おうちで美術館を楽しんでいただける情報を発信しています。学校がお休みで、外出もできない期間に、美術の世界に少し触れてみませんか。
 
【白を描く方法】
「白抜き(しろぬき)」の技法の紹介です。
 

いわさきちひろ 夏の宵の白い花と子ども 1972年

子どもの頭の部分や右上の花の白は、画用紙の白。絵の具を塗らない部分の白です。

*画面右側の白い花を拡大しました。

足元の花は、乾いた筆で青い色を吸い上げ、後から白く抜いています。

*女の子の足元の白い花を拡大しました。

塗り残した白と、後から抜いた白では、白さや、輪郭(りんかく)のあらわれ方が異なりますね。白い絵の具がなくても、描ける「白」。ご家庭でも実験してみてはいかがでしょうか。
 
(T.K.)
 
※ちひろ美術館・東京は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年3月4日(水)から3月15日(日)まで臨時休館中です。