ちひろと野の草のお弁当

いわさきちひろは、川べりのつくしやたんぽぽ、ふきのとうなどのやわらかな芽を摘んで調理し、戦後の食べもののない時代にも、彩りよくお弁当にして知人へ差し入れていたといいます。ちひろは料理が得意だったことに加えて、野の草をよく知っていたことがうかがえます。もし、ちひろのかたわらで手を動かしながら尋ねることができるなら、野草の見分け方やおいしくする工夫など、ちひろはどんなふうに語ってくれたでしょうか。

わらびと山つつじ『あかまんまとうげ』(童心社)より 1972年

いわさきちひろ ふきの若葉『あかまんまとうげ』(童心社)より 1972年

いわさきちひろ お弁当を食べる子どもたち 1960年

いわさきちひろ たけのこと春野菜 1960年代後

開催中の展覧会:いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ あれ これ いのち にて、展示しています。また、美術館の「共生の庭」では、ふきやわらびが生育しています。ちひろの作品と庭を、あわせてお楽しみください。