『かっぱかぞえうた』クイズの正解発表！

2020.4.11 /展示

臨時休館中のちひろ美術館・東京より、「没後10年　瀬川康男　坦雲亭日乗　絵と物語の間（あわい）」をご自宅で楽しんでいただける情報をお届けしています。

『かっぱかぞえうた』クイズの正解発表！

昨日の瀬川康男『かっぱかぞえうた』のクイズ、いかがでしたか？
今日は正解を発表します。

瀬川康男「ここのつ　これほど　あつまるかっぱ」『かっぱかぞえうた』（福音館書店）より　1993年

問1
絵のなかに、かっぱは何匹いるでしょう。
ヒント：右上の数字もよく見てくださいね！
【答え】37匹でした！昨日の画像をもう一度見てみてくださいね。

問2
絵のなかには、かっぱとともにさまざまな植物が描かれています。植物の名前がわかりますか。
ヒント：「ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や」の文字から始まる８種類の植物です。
【答え】ひめゆり、ふしぐろ、みずひき、よめな、いらくさ、むらさき、なるこゆり、やまぶき　でした。知っている植物はありますか？

『かっぱかぞえうた』は石膏の白亜地にテンペラと顔彩で描かれています。色彩は鮮やかで、狂言回しのかえるにもあそび心があふれています。河童（かっぱ）は瀬川康男が「草の下の人たち」と名付けて愛したモチーフのひとつでした。

神秘的で愛嬌のある河童の存在に魅せられていた瀬川は、「真に魅力的なものの実体に迫るには、勇気も根気もいるようだ」と語り、その姿をタブローや絵本に繰り返し描いています。