9/16「谷内こうた展 風のゆくえ」ギャラリートーク

谷内こうた展 風のゆくえ」の開催にあわせて、先日、鼎談「編集者が語る 谷内こうたと絵本の魅力」が開催されました。谷内こうたの人柄と作品に魅せられた3人の女性編集者が、和気あいあいとした雰囲気のなか語り合い、谷内との出会いや自身の仕事との関わりなど、編集者でありファンでもある3人から見た画家の素顔が浮かぶイベントとなりました。

作品:谷内こうた 『のらいぬ』(至光社)より 1973年(個人蔵)

鼎談のなかでは、展覧会の図録制作中のエピソードも紹介されました。図録に掲載するための作品撮影中、写真を拡大して確認していたカメラマンから驚きの声があがったそうです。空の色の移り変わりなど、繊細な色の変化が美しい谷内の作品ですが、拡大して、原画をよく見ると、たくさんの色を重ね合わせて、こうした色面を生み出していることがわかったといいます。展覧会で原画をご覧になる際には、ぜひ、虫眼鏡などでじっくりと細部を見てみてください。

谷内展も残すところ2週間ほどとなりました。
どうぞお見逃しなく!

◆「谷内こうた展 風のゆくえ」ギャラリートーク
日時:9月16日(土)14:00~
参加費:無料(入館料別)
定員:15名
申し込み:当日10時より受付にて整理券をお配りします。

◆開催中の展覧会(6/24~10/1)
谷内こうた展 風のゆくえ
ちひろ 子ども百景

◆図録『谷内こうた 風のゆくえ』
オンライン販売はこちら(平凡社公式サイトへ移動します)