「ちひろ美術館セレクション 2010→2021 日本の絵本展」出展絵本のご紹介⑥
『ひばりに』
内田麟太郎・詩 植田真・絵 アリス館 2021年刊
詩人の内田麟太郎が震災にあった子どもたちに向けて2012年に書いた詩をもとにした絵本。植田は、読者が少しでも軽やかな気持ちになれるよう、やわらかく親しみの持てる絵を描いたといいます。木々や山、海などは抽象化されることで、特定の場所に限らない普遍的な風景として描かれています。
ちひろ美術館・東京にて開催中の「ちひろ美術館セレクション 2010→2021 日本の絵本展」。2010年代以後を象徴する日本の絵本30冊が一堂に会する本展にあわせて、出展絵本を会期中毎週ご紹介していきます(作家五十音順)。展覧会とあわせて、お楽しみください。
◆2023年10月7日(土)~2024年1月14日(日)
ちひろ美術館セレクション 2010→2021 日本の絵本展
いわさきちひろ やさしさと美しさと
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