岡田三郎助といわさきちひろ

今年生誕150年を迎える洋画家・岡田三郎助。1933年、当時東京美術学校（現・東京藝術大学）教授であった岡田にいわさきちひろは14歳で師事し、デッサン、油絵の勉強を始めました。３年後には、岡田が創立以来顧問に名を連ねる朱葉会の洋画展に出品し、入選しています。

多感な10代での岡田との出会いから、画材に対しての自由な感覚や色調、特に紫により陰影をつけるなど多くを学びました。ちひろ自身が岡田の紫の使い方に影響を受けたと語っています。

◇いわさきちひろ年譜
https://chihiro.jp/biography/

◆ＮＨＫ日曜美術館
2019年6月30日（日）NHK Ｅテレ午前9時00分～ 午前9時45分
「洋画に日本人の魂を～画家・岡田三郎助～」が放送予定です。
番組詳細はこちらをご覧ください。
https://www4.nhk.or.jp/nichibi/x/2019-06-30/31/990/1902806/

（K.R.）

いわさきちひろ　麦わら帽子にかにをのせた少年　1971年