学芸員による「あ・そ・ぼ」展 見どころ紹介①
6月22日(土)に開幕したばかりの企画展「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ あ・そ・ぼ」のようすをご紹介します。
「絵を見ることをあそびにする」をテーマにした「あ・そ・ぼ」展は、美術館のいたるところに、あそべる仕掛けがいっぱい!
展示室内に点在しているのは、今回の展覧会ディレクターを務めたplaplaxによる新作≪絵を見るための遊具≫。
遊具には、のぞいたり、くぐったり、のぼったり、子どもはもちろん、大人もついあそびたくなる仕掛けがたくさん! あそんでいるうちに自然と絵も見たくなる、絵の鑑賞をあそびにする遊具です。足あとを追っていくと、展示作品や、絵本に関連する音が聞こえることも……?
新作≪まどのらくがき≫は、ちひろの絵本『あめのひのおるすばん』に着想を得た作品。壁には、雨の日の曇った窓をイメージしたスクリーンがあります。スクリーンに触れると、なにが起こるでしょうか……?
そして、2018年「いわさきちひろ生誕100年『LIFE』展 あそぶ」で大好評だった≪絵の具の足あと≫も、再展示しています。
絵を見るというより、絵とあそぶ。この展覧会では、美術館があそび場になります。
子どもも、大人も、この夏は、ちひろ美術館で「あ・そ・ぼ」!
◆2024年6月22日(土)~10月6日(日)
いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ あ・そ・ぼ
SNS Menu