「赤い鳥」創刊とちひろ

「あめが ふります/あめが ふる/あそびに いきたし/かさは なし/べにおの かっこも/おが きれた/あめが ふります/あめが ふる/いやでも おうちで/あそびましょう/ちよがみ おりましょう/たたみましょう」

この作品は、いわさきちひろが、北原白秋の童謡「あめ」のために描いたものです。

1918年(大正7年)7月1日、鈴木三重吉は、児童雑誌「赤い鳥」を創刊するとともに、「子供に向けて創作された芸術的香気の高い歌謡」を「童謡」と名付け、子どもたちに与えたいと願いました。このことを記念し、7月1日は「童謡の日」と呼ばれているそうです。

(K.R.)