川村忠晴 -植物の灯り- 開催中

ちひろ美術館・東京では、2014年12月16日(火)より2015年1月31日(土)まで
造形作家・川村忠晴氏の「植物の灯り」の展覧会を開催いたします。
落ち葉や木の実などの植物を使った灯りの作品を手掛ける川村忠晴氏。
彼の作品のひとつひとつからは、自然への敬意や愛情が感じられます。
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夜が長く、寒さが募るこの季節、見ているだけであたたかくなる川村忠晴の植物の灯りを展示します。
信州や都内で作家自らが集めた落ち葉を使った作品です。
灯りのなかに浮かび上がるさまざまな植物の、一期一会の美しさをお楽しみください。
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樹々の葉は、秋になると土に還ることを悟ったかのように美しく色づきます。
僕も歳とともに、おしゃれにきれいに色づけたらと願いつつ、拾い集めた落ち葉に光をまとわせます。                                (川村忠晴)

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作家プロフィール
川村忠晴  Tadaharu Kawamura (1948~)
東京都出身。1972年、和光大学人間関係学科卒業。民放TV局入社。ドラマ演出に携わる。TV局退社後は信州高遠に移住、「春耕雨続」の生活を始める。
1985年、東京に戻り、造形活動を開始。友人らと立ち上げた事務所では、環境保護に関わる多くのイベントなども手がけた。イベントの美術でつくった照明をきっかけに、自然物を使った造形作家として活動を始める。コンサートやアート展の企画、美術演出、制作も多数手掛けている。

<主な展覧会>
「アマゾンシング━川流域のインディオアート展」(渋谷 JMギャラリー)
「Light works展」(益子ギャラリー・スターネット)
「ミュージック・オブ・ガーナ」(御茶ノ水・湯島聖堂)
子供のための工芸教室「ムビリンゴ」(調布)
「川村忠晴―植物の灯り―(2014.9.19~11.30)」(安曇野ちひろ美術館)

(T.K.)