「暮しの手帖」でいわさきちひろが特集されています

発売中の「暮しの手帖」13号にて、「いわさきちひろの平和の物語」として、いわさきちひろの作品やことばを特集していただきました。

やわらかな色彩でいきいきとした子どもたちを描いた絵で広く知られるちひろですが、今回はちひろが晩年に取り組んだ、平和を願った絵本『戦火のなかの子どもたち』や『わたしがちいさかったときに』のための、墨や鉛筆で描かれた作品が掲載されています。

生前のちひろを知る、一人息子の松本猛や、弁護士の平山知子さん、画家の田島征三さんへの貴重なインタビューも紹介されています。

「平和で、豊かで、美しく、可愛いものがほんとうに好きで、そういうものをこわしていこうとする力に限りない憤りを感じます」と語ったちひろの思いを、ぜひご覧いただければと思います。

いわさきちひろ 焼け跡の子どもたち『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)より 1973年

いわさきちひろ 焼け跡の姉弟『戦火のなかの子どもたち』(岩崎書店)より 1973年

暮しの手帖
https://www.kurashi-no-techo.co.jp/

(I.A.)