上)いわさきちひろ『青い鳥』(世界文化社)より 1969年 下)堀文子『トツパンの絵物語 15 青い鳥』(フレーベル館)より 1969年
いわさきちひろ(1918-1974)と堀文子(1918-2019)は同じ年に生まれ、激動の昭和の時代を生きた同世代の画家です。
ともに青春時代を戦争のなかで過ごし、戦後の復興のなかで児童出版の発展に大きな足跡を残しました。
ちひろが駆け出しの画家として新聞や雑誌に絵を発表し始めたころ、堀文子はすでに日本画家として活動し、童画の世界でも注目されていました。ちひろは同じ年の堀の存在を、少なからず意識していたに違いありません。
ちひろが童画家として認められ新しい絵本の表現を求める途上、1974年に55歳で早逝したのに対し、堀は1970年代に決意して絵本を離れ、100歳まで日本画家として絵を描き続けました。
本展では、ふたりの絵と人柄を愛する黒柳徹子(ちひろ美術館館長・堀文子記念館代表理事)の視点も交えながら、ちひろと堀の童画家としての仕事を紹介します。
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