安曇野館の中庭に「共生の庭」が誕生しました
4/23(火)~4/24(水)秋の展覧会「いわさきちひろ ぼつご50ねん こどものみなさまへ あれ これ いのち」展の企画協力者である生態学者・鷲谷いづみ先生が、「共生の庭」づくりに来館されました。ご持参くださったのは、大きなビニール袋いっぱいのワラビやフキ、キキョウやフジバカマなど。
小雨のなか、館の有志とともにたくさんの植物を植えました。
ちひろが描いた「野」の草花に出会える場所となることを願って。
これからも、日々変化する「共生の庭」のようすをお届けします。
「『共生の庭』は、ちひろさんの絵にヒントを得て、ここではじめて提案させていただく試みです。太古の昔からヒトの暮らしを支えてきた自然との良き関係、50年ほど前まで残されていた『野』も、その恵みを楽しむ暮らしも、今は消えてしまいました。『共生の庭』は、遠い目標になってしまった『自然との共生』を身近に感じる小さな空間としてデザインしたものです。
春の共生の庭では、芽を出したフキやワラビの生命感溢れる姿を見て楽しみます。
共生を願う優しい気持ちを強めていただくために、湿った野を彩るサクラソウのかわいらしい姿も添えてみました。」鷲谷いづみ(生態学・保全生態学)
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