6/3(土)ギャラリートークを開催します。

6月3日(土)、当館学芸員が開催中の展覧会の見どころなどをお話しする、ギャラリートークを開催いたします。
企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」の見どころをわかりやすくご紹介しますので、ぜひご参加ください。

日時:6月3日(土)14:00~
参加費:無料(入館料別)
定員:15名
申し込み:当日10時より受付にて整理券をお配りします。

初山滋 『にんぎょひめ』「キンダーおはなしえほん」1967年8月号(フレーベル館)より 1967年

企画展「没後50年 初山滋展 見果てぬ夢」には、初山が手がけたアンデルセンの童話絵本も展示されています。戦後間もない日本では、今のような創作物語や画家自身が文も手がける絵本は珍しく、戦前からたびたび描いてきた名作童話や昔話の依頼の多さに、初山も「アンデルセン、グリム、小川未明の繰り返しは、いやだねえ」ともらすこともあったといいます。しかし、1冊ごとに趣向を凝らして描かれた初山滋のアンデルセンの絵は、今なお新鮮な魅力を放っています。
同時開催の「ちひろ 光の彩(いろどり)」では、いわさきちひろが描いたアンデルセンの『にんぎょひめ』もピエゾグラフ作品で展示中です。初山滋といわさきちひろ、ふたりが描いた『にんぎょひめ』を、ぜひ見比べてみてください。

◆春の展覧会(3/18~6/18)
没後50年 初山滋展 見果てぬ夢
ちひろ 光の彩(いろどり)

◆新刊図録『初山滋 見果てぬ夢』
初山滋・著 ちひろ美術館・編 平凡社
価格2,300円(税別)
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