「子どものしあわせ」展も残り会期4日
ちひろ美術館・東京では、金木犀(キンモクセイ)が咲き、エントランスやちひろの庭を甘い香りで包んでいます。
「ぶどうの入ったかごを持つ少女」は、雑誌「子どものしあわせ」1968年9月号の表紙になった作品です。薄い紫色の紙に印刷され、ぶどうの色を連想させます。
10月11日まで開催中の展覧会では、雑誌「子どものしあわせ」も数多く展示され、ちひろ自身が絵やタイトルの配置を毎号楽しみに考え、変幻自在にデザインを施していたことがわかります。
草木が秋の色に染まり始めた美術館へ、ぜひお越しください。
ちひろ美術館・東京 開催中の展覧会(10/11まで)
◇いわさきちひろ 子どものしあわせ-12年の軌跡
◇没後10年 瀬川康男 坦雲亭日乗-絵と物語の間(あわい)
(K.R.)
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