そうじをする子ども

10/5(土)「ちひろ・ていねいなくらし」関連イベント 松本猛ギャラリートーク

安曇野は、とても爽やかな1日です。

さて、今回は、10月4日(金)からはじまる「ちひろ・ていねいなくらし」をご紹介します。

絵本画家として活躍しながら、一家の主婦として家庭を支えたちひろ。忙しいなかでもおしゃれを楽しみ、食事にも手をかけ、家族と過ごす居心地のよい住まいをしつらえました。今回、ちひろの作品のほか、遺品の帽子やアクセサリー、食器など、愛用の品々も展示します。

こちらの作品「そうじをする子ども」(1956年)は、『ひとりでできるよ』の一場面として描かれたもの。創刊間もない福音館書店の月刊絵本「こどものとも」の12号として発表されました。ちひろは、身の回りのことができるようになった幼い子どもの生活を、当時5歳だった息子・猛の姿に重ねて描いています。

10/5(土)14:00~は、ちひろのひとり息子である松本猛によるギャラリートークを開催します。展示室で作品を見ながら、母・ちひろとの思い出や作品について語ります。

みなさま、ぜひ秋の美術館に遊びにいらしてください。

作品:いわさきちひろ そうじをする子ども 1956年