茂田井武 -「今」ト言フモノガ一番深イ夢デアル

「今」ト言フモノガ一番深イ夢デアル
茂田井武 1941年 日記より

現在開催中の
「奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人」
で紹介している茂田井武のことばです。

茂田井武の手帳やノートは、
1941年から1956年のなくなる5日前のものまで約40冊が現存しています。

1941年に書き始められた最も古い日記には、
日々の思いや夢の記録、
絵物語、
スケッチ、
句などが自由に記され、
彼の創作の源流をみることができます。

 
奈良美智は
「表面に見えているものだけでなく、奥深いものを見せたい。
なにが描かれているかだけでなく、どう描かれているか。
色がどう重なり、どうしてこういう形になっていったか。
ことばだけでは言い表せないものが、絵で表されている。
茂田井さんの絵は、大人になっていろいろなものがみえてくるなかで、
よさのわかる絵だと思う。」
と語ります。

ぜひ、奈良美智のことばとあわせて茂田井武展をご覧ください。

 

展覧会カタログにも
茂田井武や奈良美智のことばを収録しています。
当館のミュージアムショップにてお求めいただけます。
書店でのお取り扱いのない部数限定の書籍です。
郵送をご希望の方は下記よりお問い合わせください。

「奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人」展覧会カタログ のご紹介
  

【展示関連イベント】
広松由希子(絵本家)さん講演会「茂田井武と夢の旅」
開催日時:2017年6月24日(土)15:00~16:30
現在、お申し込み受付中です。
講演会「茂田井武と夢の旅」詳細・お申し込み

(HI)