茂田井武展 画帳「はたらくコドモタチ」展示入れ替えについて
画帳「はたらくコドモタチ」は7月9日(日)までの展示です。
前編 ~6月18日(日)まで
後編 6月20日(火)~7月9日(日)まで
奈良美智は
「人種や民族が違うと、大人はやはり距離を置いて接するが、
子どもたちはなんの差別もなく寄ってくる。
茂田井さんは絵本を描くようになって、
子どもたちのことを思って絵を描くようになるが、
その思いは日本の子どもだけでなく、
全世界の子どもたちにまで広がっている。
そういう心は、
旅を通して芽生えたのではないだろうか。
いろいろなところを旅した経験が、
結果として茂田井さんの絵になっていった。
つまり遠回りしているのだけど、
それは有意義な遠回りなんだ。」
と語りました。
他の作品と比べて短い間の展示となりますが
機会がありましたら、ぜひご覧ください。
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画帳「はたらくコドモタチ」
Sketch Pad: Working Children
1946年 水彩 絵25点 神奈川近代文学館・蔵
1930年から33年にかけての世界放浪の旅の道中や、1940年に中国の広東に出征したときに出会った子どもたちが、さまざまに働いている姿を25景にまとめた画帳。第二次世界大戦後、中国への2度目の出征から1946年に復員し、少しずつ子どもの本の仕事を再開し始めたころに描かれた。
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→ 展示関連イベント 広松由希子(絵本家)さん講演会「茂田井武と夢の旅」
(HI)
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