谷川俊太郎賞、トラフ賞 作品選定の裏側お見せします
先日、谷川俊太郎さんと、トラフ建築設計事務所の鈴野さん、禿さん、坂根さんが来館されました。8月末までにご応募いただいたワークショップ投稿作品のなかから、「谷川俊太郎賞」と「トラフ賞」を選んでいただきましたので、そのときのようすを少しご紹介します。
まずは展示をご鑑賞。こちらは、今回の展示で一番初めにコラボレーションが決まった絵(「湯あがりのあかちゃん」)と詩(「ほっぺたのはらに」)です。組み合わせることによって、絵だけでも、詩だけでもない世界が広がります。
展示をご覧になったあとは、早速、みなさんからの投稿作品を選定。1編1編、熱心にご覧になっていきます。
受賞作品はインスピレーションで! 3作が選ばれました。選び終えた作品といっしょに記念撮影。
受賞作品はこちら
再び、展示室へ戻り、今回の展示でちひろと谷川さんとコラボレートしたトラフ建築設計事務所の鈴野さんと合流。トラフの「空気の器」を手にして、「これ、なにでできてるの?」と興味津々の谷川さん。
トラフがつくった大きな帽子型の「子どものへや」も体験。大人が入ってもゆったりできるほど大きな帽子のへやです。
ちひろの絵と来館者のみなさんがコラボレートしたワークショップの力作もご覧になりました。
このあと、トラフのみなさんには「トラフ賞」を選んでいただきました。たくさんの投稿作品を1点1点ご覧になっていきます。
数もとても多かったのですが、選ぶトラフのみなさんもとても楽しそうでした。
受賞作品には、発想がおもしろいもの、同じ画材を使っても独自の技法を生み出して描かれたものなど、アイデアの光る作品が選ばれました。
受賞作品はこちら
たとえば、こちらの作品は黄色い帽子の部分が開くようなつくりになっています。
「子どものへや」とトラフの鈴野さんと禿さん。
帽子のつばの部分は、テーブルにも椅子にもなり、いろいろな遊び方ができます。ワークショップはこのへやで、10月27日までの会期中いっぱい開催しています。ぜひご参加ください。
投稿してくださったみなさん、谷川さん、トラフのみなさん、本当にありがとうございました。引き続き、楽しい作品をお待ちしています。
(I.A.)
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