国際子どもの本の日

4月2日は「国際子どもの本の日」です。

国際児童図書評議会(IBBY)の創設者で、国際アンデルセン賞の第1回受賞者でもあるイエラ・レップマンが、子どもの本への関心を喚起するために、この記念日を定めました。日付は童話や詩で知られるハンス・クリスチャン・アンデルセンの誕生日が選ばれました。

いわさきちひろは、子どもを生涯のテーマとして描き、40冊あまりの絵本を手がけました。ちひろは日本でも有数のアンデルセン童話の描き手でもあります。

時代を超えて人の心に響く童話を描いたアンデルセンから多くを学んだというちひろは、「さざなみのような画風の流行に左右されず、何年も読みつづけられる絵本を、せつにかきたいと思う」と語っています。

(K.R.)

いわさきちひろ 笛を吹く少年と本を読む少女 1960年代前半