「みんな なかまよ展」見どころ紹介① スー ぽん タン しーん
さわって、みつめて、耳をすませて……
開催中の展覧会「いわさきちひろ ぼつご50ねん みんな なかまよ」には、絵を見るだけではなく、さわったり、聞いたりして、身体全体で楽しめるしかけがたくさんあります。
展示室1には、大きな白いスクリーンの前に、木でできたオブジェが4つあります。オブジェにさわると、いろんな音色とともに、スクリーンにはちひろの絵があらわれます。
ゆっくりなでたり、たたいたり、ふれるたびに、音と絵のかけらが重なり、混ざり合い、ひとつの作品ができあがります。
「スー ぽん タン しーん」というこの作品を手がけた展覧会ディレクターのplaplaxは、こう語っています。
ちひろさんのこころのなかに、しまってあった風景は、どんなイメージだったでしょうか? 「絵本の世界はインターナショナル」そう語ったちひろさんの描いた絵は、本当にその通りに、国の境をこえ、50年以上のときもとびこえて、誰の心のなかにもピョーンと飛び込んできます。たまたまこの場に居合わせた、知らない人といっしょに、みんなでせーの! とやるのもおすすめです。
plaplax スー ぽん タン しーん 2024年
音楽:高見澤音楽室(@takamisawaongakusitsu)
プログラム協力 : 大原崇嘉・赤川 智洋(A-KAK)
◆開催中の展覧会
10月12日(土)~2025年1月31日(日)
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