「初山滋の木版画展」も開催中

2階の展示室の一角では「初山滋の木版画展」も開催中です。

子どもの本の仕事とともに、初山滋が力を注いだのが木版画でした。ただ初山の木版画は、作品数も刷数もあまり多くはなく、まとめて見る機会は、これまであまりありませんでした。
本展では、版画絵本『もず』の原画の他、小さな蔵書票から大作まで、さまざまな作品を展示しています。

『月の世』など4冊の私家本もそろって展示されています。

版木からは、初山版画の制作過程を垣間見ることができます。

大きな作品は、2会期に分けて紹介します。
前期は12月23日(月祝)までで、後期は12月25日(水)からです
戦時中に作られた6枚組の組物版画「くらべ十二姿」は前期に展示中です。

初山ファンの皆さま。前期、後期とも、お見逃しなく!
(F.U.)